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コントラバス弾いとるんじゃけぇ

旅は道連れ世は情け

150906 宇部市民オケ 感想

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●前プロ_ラヴェル:古風なメヌエット
うん、弦セクの鳴りが良く、ラヴェルらしいオシャレでいて、アンニュイな響きを楽しめました。

●中プロ_ビゼー:交響曲
地味に楽しみにしてたんですが、ハ長調なのに曲の作りが簡素すぎて単調に感じた。また重ね方も上手くないので、演奏者の地力が見えてしまった感あります。良くも悪くも17歳時の作品で、味付けをしなければならないプロ向きの作品だと分かった。

●メイン_フランク:交響曲ニ短調
このフランクは、ここ数年の山口のアマオケの演奏会でぶっちぎりの演奏だったように思える。もちろん、この曲の肝である和声感にとっては致命的な"ピッチを外す(しかもフレーズ頂点で)"という所業をVnとVcがしてくれていたが、もう1つの肝!"音の重層化"が素晴らしかった。これは渡辺翁がホームである宇部市民オケならではだろう。フランクやブルックナーの作品にはオルガン奏者ならではのオーケストレーションがあるが、それを上手く表現出来ており、音が満ち満ちていた時の充足感は日本人の僕にも神を感じさせた。本当に良い演奏だった。

●その他
指揮者の高橋さんは愉快な方だった。喋りは長かったが、あまり長さを感じさせなかったし、観客を増やすタイプの人間だと思う。奏者に熱量を与えてくるカロリーの高い指揮者で、今回はハマった人選だったと言える。

●事件
フランクの1楽章ラストで、恩師のCb駒が倒れ魂柱もご臨終。演奏会終わりに小倉へと旅立たれた。久しぶりにアレだけ乗りに乗ってる先生を見たので、残念であった。

演奏会後は、懐かしい4人組で醤醤にチャレンジ。中華丼は意外と箸が進み、全てに大満足の1日でした。

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