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コントラバス弾いとるんじゃけぇ

旅は道連れ世は情け

160311 広響定期#358

管弦楽

こんばんは。

今週は仕事が地味~に忙しく、あれよあれよと一週間が経ってしまいました。

思い出しながら書いていきますが、正直自信ないです^^

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ソリストミシェル・ダルベルト

…実はベートーヴェンのピアコンってそんなに聴いたことなかったんだなぁと思い知らされた今年度。4番は特に実感しました。こんなに理性色の薄いベートーヴェンがいたんだ!って嬉しい発見。初めは、ミシェル・ダルベルトの色気の成せる業かと思っていましたが、構造が散文的でやはり曲から詩心を感じました。昔、ベト6を弾いた時に”風景”でなく”情景”であることから、ベートーヴェンはどこまでも”人間の理性の力”にこだわっていたんだなぁ…と思ったことがありますが、彼は”人間”であることにこだわっていたのかもしれない…とか考えながら聴いていました。

 そんな詩的な表現を嫌味なく、それでいて伝わってくる演奏だったミシェル・ダルベルトは、「スーパーピアノレッスン」で観た時に感じた憧れを思い出させてくれました。

プロコフィエフ交響曲第1番「古典交響曲

 実はプロコの1番は結構好きな曲なんですよね。その昔、今よりもまだ音楽のことをよく分かっていなかった僕は、何をトチ狂ったか卒業団内演奏にこれを弾きたいと言っていました。決まらなくてよかった…まぁ、コレと幻想交響曲の2つを挙げており、結局幻想を弾いたので、アホではあったのですが(笑)

…さて、演奏はといいますと、古典交響曲とは名ばかりのスーパートリッキーな曲。いざ聴いてみると、少しばかり弦セクション…ひいてはパート内での乖離が大きく出てしまった、というのが本音。パッセージ・転調の仕方、フレーズ感の統一…など難しいのは分かっていたつもりでしたが、プロオケで聴くことでその難しさを初めて認識できたのかもしれません。その中で木管セクションは気を吐いていたように思えます。今回は、2月からの凄絶な忙しさの果てだったので、コンディション万全の広響で聴いてみたいですね。

ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥組曲(1919)

休憩が明けての、火の鳥。てっきり全曲だと思っていましたが、組曲でした。

感想は、とてもスッキリ聴こえてきて、これがストラヴィンスキー??って思うような整い方。僕の中でのストラヴィンスキー像はハルサイ(とConcerto in D、プルチネルラ組曲)で構成されていたので、ごちゃごちゃしているイメージがあったのですが、すんごい聴きやすくて、純粋な高揚感すら覚えました。広響が上手かったのか、組曲の構成がそうなのかは、何かと比較してみないと分かりませんが、また聴きたいと思う演奏。

 

○その他

入場する際に、2ndVnトップの青山さんと、Clの橋本さんが退団されると知って、とても驚いた。橋本さんは中国地方の吹奏楽団への貢献も大きく、とても嬉しく思っていました。青山さんは、今年度のいつかのリハで、青山さんがいない時の2ndVnの四苦八苦ぶりを見て、その存在の大きさを思い知ったのですが、果たしてこれからどうなるんでしょうか…。とはいえ、新団員お三方の存在感も大きく、こうやって少しずつ団員は変わっていくのだと受け止めて、これからも応援していきたいと思います。

 

これにて、今年度の広響は納めました!また来年度もよろしくお願いします!!

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