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コントラバス弾いとるんじゃけぇ

旅は道連れ世は情け

160525 広響 音楽の花束〈春〉

管弦楽

 

こんにちは。

花束シリーズが平日にあるのって不思議な感じですね。そういえば、フェニックスホールは平和公園の敷地にあり、27日の米大統領訪問のため厳重な警備がされてまして、職務質問されないかビクビクしながら会場に向かいました、たじゃすです。

●はじめに

花束シリーズはいわゆる有名曲を取り上げる事が多いですが、今回の前中は毛色が違ってて気になってました。チェンバロをまじまじと聴くことないですからねぇ。…ただ、会場がフェニックスホールなのは未だに納得いっていません。このホールは政治的な意味合い(平和を謳う)かステージマネジメント的な意味合い(圧倒的な広さ)以外でのメリットが薄い…と思っているんですよね。

ヘンデル組曲「水上の音楽」より

正直なところ、この曲わからんのんですわ!…周南フィルの時も思ってたんですが、ボヤかしてました。しかし、もう我慢出来ないんで書きます(笑)この曲って真面目に聴く音楽じゃないと思うんですよね。
wikipedia:水上の音楽
…やっぱり。何のためにかはともかく、舟遊びの際に演奏するような曲であり、音楽がメインではなさそう…?この曲がメジャーなのは本当にBGMとしての有用性が大きいからなんでしょう。

J.S.バッハチェンバロ協奏曲第1番

チェンバロチェンバロチェンバロ
チェンバロの存在が異質すぎて、曲があまり頭に入ってこなかったです(笑)…響きが無い、と言うと暴論になりますが、ピアノと違って響きが繊細すぎて、その響きの作り方をオケと綿密な打合せをしないと馴染まないんではないかと感じました。協奏曲というか、チェンバロのステージショーをオケが作り上げている感じ…。
 Cbが客演首席のAさんお一人だったんですが、何だかんだ言ってやっぱり上手い。ふわっふわのあのサウンドには唸った。

ブラームス交響曲第1番

 ブラ1。うーーーーん、どうしたものか。やっぱりフェニックスホールはオーケストラコンサートには向いてないわと実感させられた。なんつっても音が収束しない。個人技自体は聴こえてくるが、オケとしての共感が薄い。毎回、何だかんだ言っても広響なら…と期待していくんですけどねー。
 1楽章はそんな事考えながら聴いていたが、2楽章は冒頭からエンジン掛かっていたように思える。弓が弦を把持した音よりも空気を含んだ音をパート毎に差をつける事で奥行き出していた気がしたが、あの会場では逆にイメージを鮮明にしていた気がしないでもない。聡ちゃんのソロは相変わらず美しい。3楽章、今まで総じてテンポ…というかスケールが大きかったポンマー氏でしたが、意表をつく速いテンポで驚きました。ただ、その速さ故か、三度?の動きから解放されるところで一瞬グシャッとなった気がして焦りました^^;4楽章も1楽章同様に…会場のせいで共感が薄い感じでした。あ、でもHrのソロの下でTpとClが良い味だしてたのに気付けたのは、会場のおかげかもしれない。あと、思ったよりもポンマー氏は高齢の割にアゴーギクのメリハリがしっかりとしていた。

彼女いわく「DSOのベト3で感じたのに近い、そもそも目指すものが指揮者とオケで違っていた気がした」らしい。その発露の1つが音楽の呼吸のズレだったのかもしれない。

あ、あとフェニックスはオケ内でも共感が難しいけども、観客席とステージの共感は更に遠い、遠かった。

●いろいろ

 

カーテンコールの際のマックス・ポンマー氏が舞台袖からチラと覗いている姿に大変ほっこりさせられた。

以上。

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