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コントラバス弾いとるんじゃけぇ

旅は道連れ世は情け

160618 愛媛大オケ 夏定期

管弦楽

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こんばんは。

●はじめに

個人的に、3年前から中四国国立大学オケの応援者ということで↓のようなものを作ってまとめているのですが

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実際は、山大以外の演奏会って音美の単演以外は、去年の広大オケ定演に行ったのが初めてだったんですよね。その広大オケの演奏会で思ったよりも感動したので、今年は行けるところがあれば積極的に行ってみようと思った次第であります。本当は山大の次ぐらいに馴染みがあるのって徳大オケだったんですが、日程的・選曲的に食指が伸びなかったのもあり、第一弾は愛媛大オケさんになりました。

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲

 冒頭崩れた瞬間、うわ!マジか!と思いましたが、モーツァルトは冒頭が鬼門であることが多いだけで、すぐに立て直して曲を前に進めていきました。高音域と低音域のフレーズ感のズレが少し気になって、優雅な感じというかは落ち着いたモーツァルト。安定感があった。

シューベルト交響曲第5番

 シュベ5の魅力はなんといっても冒頭のフレーズ。個人的にはこれが楽器の都合で詰まっていたのが惜しかったです。前プロから思っていましたが、弦セクの2列目があからさまに鳴っていて興味深かった。OBや客演が多いせいか、エンジンが2楽章途中ぐらいからかかってきて、音色・ハリ・音圧が増してきて面白くなってきた。練習量を感じさせる良い演奏だったと思います。2ndVnがT口先生の影響か結構鳴っていて、もう少しVaが主張してくれればなお音楽空間が膨らんだと思われる。

 シューベルトの朗々さを存分に表現しきったかと言われると、やはり落ち着いていた演奏と言わざるを得ないのが、それはそれで今年のカラーなのかもしれないと納得できて逆に面白い。

ハイドン交響曲第104番「ロンドン」

 さて、ここまで落ち着いた演奏とばかり評してきたが、やはり現役の数が少ないというのは影響していると思う。このハイドンを聴いていて、加えて現役が若干萎縮しているのではないかとすら思った。これは僕個人の意見ですが、学生オケにとってのエキストラは単なる増幅装置でしかなくって、現役らがしっかりとした矢印を出せないと、エネルギーが拡散してしまい、もったいない演奏になると思っている。僕の1コ上の学指揮に至っては「客演指揮も言ってしまえば良い演奏を引き出してもらう手段でしかない、その引き出させる気持ちにどうさせるかが自分たちの努力」とまで言う始末ですが、それも一理あるんですよね。

 話が脱線しましたが、古典でかなり弦の負担が大きかったと思いますが、手練が何人かいますので、ちゃんと古典の音が鳴っていました。2楽章でFgが弦のニュアンスに寄せ切ったのは良かった。というか、3楽章もフレーズのやりとりが自然だったし、フィナーレにおいても音楽の波を全体から感じられた。うん、多分めっちゃ真面目なオケだと思う。ちょっと堅苦しいけど、これはこれで国立大学オケっぽいのかもしれない(笑)

●いろいろ

 聴いていてストレスの少ない演奏ってのは安定感の成せる技だと思うし、その安定感から来るのか、緩徐楽章の音色も心暖まる良いサウンドでした。まぁ、サマコンなのも影響してるのかもしれませんが、ひとえに学生オケと言っても、いろいろある…と学んだ演奏会でした。