読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

コントラバス弾いとるんじゃけぇ

旅は道連れ世は情け

160619 香川大学医オケ 定演#30

管弦楽

f:id:kaze_no_ta_chan:20160607080750j:plain

こんばんは。

連日の大学オケ。四国は意外と広かった…移動に疲れた、たじゃすです。

●はじめに

実は、愛媛大オケさんの演奏会に行こうと思ったのは連日で香川大医オケの演奏会が開かれることも影響しております。プログラム的には激渋の愛媛大オケに対して、ド直球の香川大医オケ。これが演奏会の感想に影響するかどうかが気になるところ。

 そういえば、全曲演奏したことある演奏会って初めてかも?しれません。

ボロディン:「イーゴリ公」序曲

 イーゴリ公序曲…経験値との兼ね合いもありますが、僕が最も弾けなかった印象の強いこの曲ですが、聴く度に「なんでこんなにCbが美味しい曲を練習しなかったんだろう!?」と思う位に、Cbがアツい曲だと思います。

 して、演奏はといいますと…まず、べらぼうに楽器が鳴っている。これって意外と大事で、金欠であることが多い学生オケにとって、ちゃんと楽器の手入れがされているor楽器に投資されているってのは、相当なアドバンテージですね。曲がロシアものなだけあり、各々が「こう弾きたい」って想いで若干とっちらかってる印象はあったものの、音色で押し切った力ある演奏でした。僕はこーゆーの好きです。音圧の暴力とでもいいますかね、団員のほとんどが自信を持って弾いてるってぇのは学生オケの特権かなと。もちろん、いくつか綻びみたいなものはありましたし、曲全体が一個体としてまとまっていたかと言われれば違うんですが、カツ丼!焼き肉!カレーライス!…と大人気のメニューを立て続けて食べさせられたら、まぁ細かいことは気にならなくなります(笑)「力こそパワー!

グリーグペール・ギュント第1組曲

 イケイケドンドンの曲調であるイーゴリ公序曲を終えて、少し冷静になってみると”圧倒的なフォルテに甘えたピアノ表現だったのではないか?”と気になってきました。ペール・ギュントはフレーズ感やピアノの表現大事だし、そこらを気にしてみようと思いながら聴き始めると…。

 冒頭は変わらずのがっぷり四つの堂々とした歌いまわし。あー、なるほど。やっぱりそういうオケかーとか思い始めていたら、”オーゼの死”できっちり繊細な表現もこなしていきおるんですわ。奏法も揃えてきて、北欧っぽい歌い回しの癖も表現できていたように思います。終曲の山の魔王の混沌とした感じは得意分野でしょうね(笑)

チャイコフスキー交響曲第5番

 休憩の間に、ある程度期待値が高まってしまったので、それ以上を求めてしまうのが人間の性。おまけにチャイ5も言ってしまえば、感情曲線の豊かなノれる曲。

 さて、感想はと言いますと、相変わらず上手い。個々の楽器の実力は十分で、管もいくつか難はあれど、大事なところは抑えていた。しかし、僕はこの曲のCDを伊達に31枚持ってる訳ではなかった。セクションとセクションの馴染みが悪いのが気になりました。これがチャイコの絶妙な和声感を表現しきれていなかったかなと思う。いや、それは言いすぎ求めすぎなんですけどね。ここまでやりきられると、ちょっと学生オケという枕詞だとケチつけられなくなるというか(笑)…凄かったんですよ、ホント。

 あー、あとコレを書くかどうか迷ったんですけど、さすがに目立つし僕はそれでかなり冷めてしまった*1ので書きますが、ステージに乗せるんであれば誤魔化しの技術ぐらいは教えてあげようよ、と思いました、まる。

 ちなみに、この曲の2ndVnトップの方が上手すぎて惚れました。僕にとって現時点でもアマチュアで1番音楽的なヴァイオリニストは1コ上のK先輩なんですが、匹敵する素質を感じた。たぶん前プロのコンミスで2年生だと思われるので、彼女の卒演は聴きにきたいと思った。さすがに広島ー香川はしんどいんですが、それを差し引いてもね。

●いろいろ

ここまでほとんどケチ無しというのも中々珍しい。もちろん、それは学生オケという枕詞の範疇で、それにしてはかなりOB・客演が多かったというのもある。でも、一昔前のバイタリティのある学生像を見た気がする。

いやー、純粋に褒められるってすごく気持ちいい。学生オケは代と代の重なりあいで作られてるので、今年のサウンドは今年しか聴けない。その事に感謝したりもした。

ブラボーでした^^

*1:超あがり症なのかな?どこか身体に不調をきたしているのかな?なんてあれこれ心配した